2024年度
ヨーロッパ学 ICT IA (火4時限 前期1単位)
ヨーロッパ学 ICT IB (火4時限 後期1単位)
担当: 永田善久
授業形態: 演習


ヨーロッパ学 ICT 課題ファイル置き場


EURO ICT Emacs & TeX のインストール法(Windows)

EURO ICT Emacs & TeX のインストール法(Mac)


目次
  1. シラバス
    1. 概要
      1. 前期: ヨーロッパ学 ICT IA
      2. 後期: ヨーロッパ学 ICT IB
    2. 授業の進行・方法[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]
    3. アクティブ・ラーニング[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]
    4. 到達目標
      1. 前期: ヨーロッパ学 ICT IA
      2. 後期: ヨーロッパ学 ICT IB
    5. 授業時間外の学習(予習・復習) [ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]
    6. 成績評価基準および方法[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]
    7. テキスト[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]
    8. 参考書[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]
    9. 履修上の留意点[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]
    10. 授業計画
      1. 前期: ヨーロッパ学 ICT IA
      2. 後期: ヨーロッパ学 ICT IB
  2. 授業進度表
    1. 前期: ヨーロッパ学 ICT IA
    2. 後期: ヨーロッパ学 ICT IB

1 シラバス

1-1 概要

1-1-1 前期: ヨーロッパ学 ICT IA

この授業は御自身のノート PC(Windows または Mac)を教室に持参していただく BYOD 形式,かつ実践演習を伴う授業です。スマートフォンやタブレットは不可ですので注意してください。

この授業ではまず「多言語処理用にカスタマイズした GNU Emacs と TeX を御自身の PC にインストール」してもらいます。GNU Emacs および TeX はフリーでオープンソースかつクロスプラットフォームのソフトウェアです。

インストールを済ませた後は,「テキスト主義 ICT」をテーマに,GNU Emacs という高機能テキストエディタを用いて,ドイツ語・フランス語・英語・日本語等「自然言語のテキスト」を高度に編集処理できるスキルを体系的に学びます。

なお GNU Emacs のユーザインタフェースは全て「英語」ですので,このテキストエディタを使うことは日々「英語をツールとして使う」良い実践ともなります。

1-1-2 後期: ヨーロッパ学 ICT IB

この授業は御自身のノート PC(Windows または Mac)を教室に持参していただく BYOD 形式,かつ実践演習を伴う授業です。スマートフォンやタブレットは不可ですので注意してください。

この授業では前期に引き続き GNU Emacs 使用を前提として,より高次の「テキスト主義 ICT」を学びます。具体的にはプログラミング & マークアップ言語である TeX を用いて「論文体裁文書」を作成します。プログラミングそのものは扱いませんが,「テキスト主義 ICT」の中身は「プログラミング的思考力」を基盤としています。

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1-2 授業の進行・方法[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]

授業は講義と演習を組み合わせて実施します。講義は担当教員持参 PC の画面を教室のスクリーンに投影しながら行います。授業の進行における割合は,およそ講義(50%),演習(50%)です。

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1-3 アクティブ・ラーニング[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]

アクティブ・ラーニング「対応」授業です。

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1-4 到達目標

1-4-1 前期: ヨーロッパ学 ICT IA

  1. キーボードの QWERTY 配列を理解し,正確かつ迅速なタッチタイピングができる[DP: A-2 知識・理解]
  2. 各種文字コード・改行コードの存在と,ドイツ語・フランス語・英語・日本語における正書法の存在とを理解している[DP: A-2 知識・理解]
  3. 多言語処理用にカスタマイズされた GNU Emacs と TeX を自分の PC(Windows または Mac)にインストールできる[DP: B-3 技能]
  4. GNU Emacs が備える的確なインプットメソッドを用いて多言語テキストを入力でき,文字・語・文・段落・セクショニング単位でのテキスト編集もできる[DP: B-3 技能]
  5. ICT に関する未知の事柄や理解の不確かな事柄に関して自ら解決法を探るべく,積極的に行動できる[DP: C-2 態度・志向性]
  6. 学友と互助的な関係を保ち,協力し合いながら行動できる[DP: C-4 態度・志向性]

1-4-2 後期: ヨーロッパ学 ICT IB

  1. マークアップ言語 TeX の原理を理解している[DP: A-2 知識・理解]
  2. 論文の「体裁」について理解している[DP: A-2 知識・理解]
  3. 各言語の正書法に基づいた多言語混在文書を TeX で作成できる[DP: B-3 技能]
  4. TeX を用いて「論文体裁文書」を作成できる[DP: B-3 技能]
  5. 理解の不確かな事柄に関して自ら解決法を探るべく,積極的に行動できる[DP: C-2 態度・志向性]
  6. 学友と互助的な関係を保ち,協力し合いながら行動できる[DP: C-4 態度・志向性]

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1-5 授業時間外の学習(予習・復習)[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]

予習: 前もってアナウンスされた「学習範囲」の「実践演習」(60分)。
 復習: 学習事項のその都度の点検および確認。その上で「予習」に取り組むこと(60分)。

1-6 成績評価基準および方法[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]

本授業は各到達目標の達成度を基準として,平常点(出席状況・授業への参加姿勢など)60点(到達目標: 1, 2, 3, 4, 5, 6),期末課題40点(到達目標: 1, 2, 3, 4)という配分で成績を出します。授業開始の定刻時間から15分以内の遅刻であれば認めますが,この場合の平常点に関わる評価は1/2とし,それ以降の遅刻は欠席とみなします。ただし,後日証明になる書類が呈示された場合に限り,欠席・遅刻扱いを取り消します。

定期試験を実施しないため,再試験を受験することはできません。

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1-7 テキスト[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]

授業で用いるテキスト,および,演習用ファイルは,以下のページよりダウンロードしてください。

ヨーロッパ学 ICT ファイル置場

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1-8 参考書[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]

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1-9 履修上の留意点[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]

この授業では御自身の「ノートPC」(Windows や Mac)を教室に持参していただきます。スマートフォンやタブレット端末(iPad 等)は不可です。

この授業では「出席」を厳密に取り扱います。学生証をカードリーダーにかざし忘れた場合は,必ずその授業の直後までに申し出てください。

自分の PC にインストールした GNU Emacs と TeX を日常的に使いこなすことが「テキスト主義 ICT」習得における一番の近道です。

IA → IB → IIA → IIB といった段階を経ない受講は知識・理解・技能の点から不可能です。

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1-10 授業計画

1-10-1 前期: ヨーロッパ学 ICT IA

1スタートアップ授業)GNU Emacs と TeX のデモ
2GNU Emacs と TeX のインストール(1)
3GNU Emacs と TeX のインストール(2)
4GNU Emacs と TeX のインストール(3)
5カーソル移動
6キーボード Quit と Undo
7変換,交換,入力支援
8インクリメンタル検索
9リージョン操作,一括置換,問い合わせ置換
10インプットメソッドの操作(1)
11インプットメソッドの操作(2)
12バッファ,ウィンドウ,フレームの操作
13ディレクトリの操作
14矩形編集,アウトライン編集
15総括と FURIKA 授業アンケート

pdfTeX TYPESET(Web 上で「欧文 TeX ソースファイル」をコンパイル)

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1-10-2 後期: ヨーロッパ学 ICT IB

upTeX TYPESET(Web 上で「日本語 TeX ソースファイル」をコンパイル)

1スタートアップ授業)TeX はじめの一歩
2セクショニング
3目次の自動出力
4箇条書き
5原典引用の仕方
6引用時のディスプレイ表示
7フロート概念と表
8表の Cross References 処理
9フロート概念と図
10図の Cross References 処理
11多言語混在文書の処理法
12参考文献
13脚注における参考文献からの引用表記
14タイトルページ独立と文書全体の Cross References 処理
15総括と FURIKA 授業アンケート

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2 授業進度表

2-1 前期: ヨーロッパ学 ICT IA

1スタートアップ授業 [クリックして視聴!]. ヨーロッパ学 ICT 講義テキスト(IA/IB)をダウンロードし,「はじめに」(pp.3–5)を読んでおくこと. キーボード操作(=タッチメソッド)の練習を今から始めておくこと. EURO ICT Emacs & TeX のインストール法(Windows の場合Mac の場合)ページに「ざっと」目を通しておき,初回対面授業時から行う「EURO ICT Emacs & TeX のインストール作業」に備え「心の準備」をしておくこと. 初回対面授業時に「ノートPC」を必ず持参すること,また,途中で電源が落ちないよう,あらかじめ「PCをフル充電」しておくこと!
24/16(火)EURO ICT Emacs & TeX のインストール法(Windows)の「4-3. 素の Emacs のインストール(Windows)」の 1(emacs-29.3.zip のダウンロード)まで済み. 次回は 4-3. の 3 から続き.
Mac の人は EURO ICT Emacs & TeX のインストール法(Mac)の「4-1. Emacs & TeX を快適に使うための Mac そのもののカスタマイズ」の 19. まで「一応済み」. 次回は 4-1. の 20. から続き.
34/23(火)EURO ICT Emacs & TeX のインストール法(Windows)の「4-7. Emacs のフレーム調整」まで済み. そこまで未達の人は「なるべく自宅でそこまで辿りついておく」こと. 次回は EURO ICT Emacs のインストールチェックと EURO ICT TeX のインストール(Windows).
Mac の人は EURO ICT Emacs & TeX のインストール法(Mac)の「4-5. Emacs を簡便に呼び出すための Mac のカスタマイズ」まで済み. そこまで未達の人は「なるべく自宅でそこまで辿りついておく」こと. 次回は EURO ICT Emacs のインストールチェックと EURO ICT TeX のインストール(Mac).
44/30(火)EURO ICT Emacs のインストールチェック(10名完了)と「素の TeX のインストール」方法(中断・再開の仕方も含め)説明済み. 次回は引き続き EURO ICT Emacs のインストールチェックと「(拡張分の)EURO ICT TeX のインストール」. 「素の TeX のインストール」は長時間かかるため,できる限り自宅で済ませておくこと.
55/7(火)
65/14(火)
75/21(火)
85/28(火)
96/4(火)
106/11(火)
116/18(火)
126/25(火)
137/2(火)
147/9(火)
157/16(火)

pdfTeX TYPESET(Web 上で「欧文 TeX ソースファイル」をコンパイル)

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2-2 後期: ヨーロッパ学 ICT IB

upTeX TYPESET(Web 上で「日本語 TeX ソースファイル」をコンパイル)

1スタートアップ授業 [クリックして視聴!]. ja_very_start.texja_very_start_tate.tex をダウンロードし,それらの中身をよく調べ,upTeX_TYPESET のページでコンパイルしてみよ(PDF ファイルが得られる). ヨーロッパ学 ICT 講義テキスト(IA/IB) の「第13講 pp.47–49」に目を通しておくとさらに良い.
29/17(火)
39/24(火)
410/1(火)
510/8(火)
610/15(火)
710/22(火)
810/29(火)
911/12(火)
1011/19(火)
1111/26(火)
1212/3(火)
1312/10(火)
1412/17(火)
1512/24(火)

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