課題(後期)[2024-11-12 情報開示]
- 以下の条件を満たす TeX 入力ファイル(=ソースファイル)を作成し,uplatex + dvipdfmx でコンパイルして得られる出力ファイル(PDF)と一緒にメールに添付し(つまり *.tex と *.pdf をメールに添付する),2025-01-15(水)18:00 までに永田(ynagata@fukuoka-u.ac.jp)まで送付せよ.
- 授業で作業した際の「本文(地の文)」を使うことは不許可(TeX コマンドの「マークアップ」部分や「画像」は,当然,可),つまり,文書の「中身」は何でも OK だが,自分のオリジナルの中身であること!
- 入力ファイル名は ict1b_lg230001.tex(lg...の箇所は自分の学籍番号)とする.出力ファイル名は従って ict1b_lg230001.pdf のようになる
- タイトル,著者名,TeX 処理時の日付の出力を含む
- 目次を自動出力させる
- 最低でも2つの section, それぞれの section に最低でも2つの subsection を含む
- 段落は総計8段落以上作成する
- 「番号付き」箇条書き(enumerate 環境)および「番号無し」箇条書き(itemize 環境)をそれぞれ1つ,いずれも3項目以上の item を含むように作成する.もしその中に1つ以上の「入れ子」(nesting)が入っていれば(入れ子箇所は enumerate, itemize どちらの環境を使っても良い)「加点」する(が,「満点」を超えて加点することはない)
- table 環境を用いて「表」をフロート処理する
- 「表」は tabular 環境を使って作成する
- 「表」には「キャプション(上)」を付ける
- 本文(地の文)中で「表」への「相互参照」を行う[例: 表1(2ページ)を参照,等]
- figure 環境を用いて「図」をフロート処理する
- 「図」(デジタル写真,デジタル画像)は jpg, png, pdf 形式のものを自分で用意する
- 写真や画像を自分で用意することが困難である場合,または uptex_TYPESET で TeX ソースを処理する場合は fu_approach.jpg, 20060903_mendelssohn-haus_todesmaske.jpg あるいは 20060903_mendelssohn-haus_garten.jpg の画像を用いても良い.これらは uptex_TYPESET でも使えるようにしてある
- heic(iPhone における画像ファイル形式)は,そのままでは TeX で使えないので,インターネット上で自ら jpg 形式に変換する(変換方法は,Google 等で「heic jpg 変換 フリー」をキーワードとし,自分で調べること)
- 「図」は includegraphics コマンドを用いて取り込む
- 「図」にも「キャプション(下)」を付ける
- 本文(地の文)中で「図」への「相互参照」を行う[例: 図3(8ページ)を参照,等]
- 「単数段落」(quote 環境)あるいは「複数段落」(quotation 環境)にわたる和文を「引用」処理する
- 「単数段落」(quote 環境)あるいは「複数段落」(quotation 環境)にわたる欧文(LG学生は独文,LF学生は仏文)を「引用」処理し,その際,同時に selectlanguage コマンドを用いて正書法(行末における正確な分綴,正しい引用符号,符号まわりの正しいスペース処理等々)にも対応させる
- 参考文献からの引用は全て「脚注」において「出典を明記」する
- 文書末に「参考文献」をまとめる
- 欧文文献,邦文文献ともそれぞれ1冊以上「参考文献」に挙げる
- 「参考文献」の中にWebサイト参照(URL)も1つ以上入れる
- 独立タイトルページとする
- 「表目次」と「図目次」も自動生成させる
- 文書内の「相互参照(Cross References)」箇所を全て「ハイパーリンク化」する
- ict1b_final.tex(20060903_mendelssohn-haus_todesmaske.jpg)が「課題」用の雛形ソースファイルとなっているので,適宜活用するとよい
- 締切は「2025-01-15(水)の 18:00」(必着)
- 課題を受け取り次第,永田から提出者へ「確かに受け取りました」という内容のメールを「一両日中」に送信するので,各自必ず永田からの送信メールを確認すること.これにより一連の「課題提出」が完結する
- 永田からの「課題受け取りメール」が届かない場合,メール送受信に関して何らかの事故が起きた可能性があるので,大至急永田までメールで問い合わせること.その場合でも再提出の猶予は「2025-01-17(金)昼の 12:00」まで. それ以降は「受け付けない」ので,できる限り余裕を持って課題を提出すること
- FURIKA(授業アンケート)への回答も,宜しくおねがいいたします!
ヨーロッパ学 ICT 課題ファイル置き場
EURO ICT Emacs & TeX のインストール法(Windows)
EURO ICT Emacs & TeX のインストール法(Mac)
- 目次
1 シラバス
1-1 概要
1-1-1 前期: ヨーロッパ学 ICT IA
この授業は御自身のノート PC(Windows または Mac)を教室に持参していただく BYOD 形式,かつ実践演習を伴う授業です。スマートフォンやタブレットは不可ですので注意してください。
この授業ではまず「多言語処理用にカスタマイズした GNU Emacs と TeX を御自身の PC にインストール」してもらいます。GNU Emacs および TeX はフリーでオープンソースかつクロスプラットフォームのソフトウェアです。
インストールを済ませた後は,「テキスト主義 ICT」をテーマに,GNU Emacs という高機能テキストエディタを用いて,ドイツ語・フランス語・英語・日本語等「自然言語のテキスト」を高度に編集処理できるスキルを体系的に学びます。
なお GNU Emacs のユーザインタフェースは全て「英語」ですので,このテキストエディタを使うことは日々「英語をツールとして使う」良い実践ともなります。
1-1-2 後期: ヨーロッパ学 ICT IB
この授業は御自身のノート PC(Windows または Mac)を教室に持参していただく BYOD 形式,かつ実践演習を伴う授業です。スマートフォンやタブレットは不可ですので注意してください。
この授業では前期に引き続き GNU Emacs 使用を前提として,より高次の「テキスト主義 ICT」を学びます。具体的にはプログラミング & マークアップ言語である TeX を用いて「論文体裁文書」を作成します。プログラミングそのものは扱いませんが,「テキスト主義 ICT」の中身は「プログラミング的思考力」を基盤としています。
1-2 授業の進行・方法[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]
授業は講義と演習を組み合わせて実施します。講義は担当教員持参 PC の画面を教室のスクリーンに投影しながら行います。授業の進行における割合は,およそ講義(50%),演習(50%)です。
1-3 アクティブ・ラーニング[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]
アクティブ・ラーニング「対応」授業です。
1-4 到達目標
1-4-1 前期: ヨーロッパ学 ICT IA
- キーボードの QWERTY 配列を理解し,正確かつ迅速なタッチタイピングができる[DP: A-2 知識・理解]
- 各種文字コード・改行コードの存在と,ドイツ語・フランス語・英語・日本語における正書法の存在とを理解している[DP: A-2 知識・理解]
- 多言語処理用にカスタマイズされた GNU Emacs と TeX を自分の PC(Windows または Mac)にインストールできる[DP: B-3 技能]
- GNU Emacs が備える的確なインプットメソッドを用いて多言語テキストを入力でき,文字・語・文・段落・セクショニング単位でのテキスト編集もできる[DP: B-3 技能]
- ICT に関する未知の事柄や理解の不確かな事柄に関して自ら解決法を探るべく,積極的に行動できる[DP: C-2 態度・志向性]
- 学友と互助的な関係を保ち,協力し合いながら行動できる[DP: C-4 態度・志向性]
1-4-2 後期: ヨーロッパ学 ICT IB
- マークアップ言語 TeX の原理を理解している[DP: A-2 知識・理解]
- 論文の「体裁」について理解している[DP: A-2 知識・理解]
- 各言語の正書法に基づいた多言語混在文書を TeX で作成できる[DP: B-3 技能]
- TeX を用いて「論文体裁文書」を作成できる[DP: B-3 技能]
- 理解の不確かな事柄に関して自ら解決法を探るべく,積極的に行動できる[DP: C-2 態度・志向性]
- 学友と互助的な関係を保ち,協力し合いながら行動できる[DP: C-4 態度・志向性]
1-5 授業時間外の学習(予習・復習)[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]
予習: 前もってアナウンスされた「学習範囲」の「実践演習」(60分)。
復習: 学習事項のその都度の点検および確認。その上で「予習」に取り組むこと(60分)。
1-6 成績評価基準および方法[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]
本授業は各到達目標の達成度を基準として,平常点(出席状況・授業への参加姿勢など)60点(到達目標: 1, 2, 3, 4, 5, 6),期末課題40点(到達目標: 1, 2, 3, 4)という配分で成績を出します。授業開始の定刻時間から15分以内の遅刻であれば認めますが,この場合の平常点に関わる評価は1/2とし,それ以降の遅刻は欠席とみなします。ただし,後日証明になる書類が呈示された場合に限り,欠席・遅刻扱いを取り消します。
定期試験を実施しないため,再試験を受験することはできません。
1-7 テキスト[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]
授業で用いるテキスト,および,演習用ファイルは,以下のページよりダウンロードしてください。
1-8 参考書[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]
- 『入門 GNU Emacs』(D. Cameron 他著,半田他 監訳,オライリー・ジャパン,税込4104円,ISBN: 978-4-8731-1277-0)
- 『[改訂第9版]LaTeX 2e 美文書作成入門』(奥村晴彦他,技術評論社,3300円+税,ISBN: 978-4-297-13889-9)
1-9 履修上の留意点[ヨーロッパ学 ICT IA・IBとも]
この授業では御自身の「ノートPC」(Windows や Mac)を教室に持参していただきます。スマートフォンやタブレット端末(iPad 等)は不可です。
この授業では「出席」を厳密に取り扱います。学生証をカードリーダーにかざし忘れた場合は,必ずその授業の直後までに申し出てください。
自分の PC にインストールした GNU Emacs と TeX を日常的に使いこなすことが「テキスト主義 ICT」習得における一番の近道です。
IA → IB → IIA → IIB といった段階を経ない受講は知識・理解・技能の点から不可能です。
1-10 授業計画
1-10-1 前期: ヨーロッパ学 ICT IA
1 | (スタートアップ授業)GNU Emacs と TeX のデモ |
2 | GNU Emacs と TeX のインストール(1) |
3 | GNU Emacs と TeX のインストール(2) |
4 | GNU Emacs と TeX のインストール(3) |
5 | カーソル移動 |
6 | キーボード Quit と Undo |
7 | 変換,交換,入力支援 |
8 | インクリメンタル検索 |
9 | リージョン操作,一括置換,問い合わせ置換 |
10 | インプットメソッドの操作(1) |
11 | インプットメソッドの操作(2) |
12 | バッファ,ウィンドウ,フレームの操作 |
13 | ディレクトリの操作 |
14 | 矩形編集,アウトライン編集 |
15 | 総括と FURIKA 授業アンケート |
pdfTeX TYPESET(Web 上で「欧文 TeX ソースファイル」をコンパイル)
1-10-2 後期: ヨーロッパ学 ICT IB
upTeX TYPESET(Web 上で「日本語 TeX ソースファイル」をコンパイル)
1 | (スタートアップ授業)TeX はじめの一歩 |
2 | セクショニング |
3 | 目次の自動出力 |
4 | 箇条書き |
5 | 原典引用の仕方 |
6 | 引用時のディスプレイ表示 |
7 | フロート概念と表 |
8 | 表の Cross References 処理 |
9 | フロート概念と図 |
10 | 図の Cross References 処理 |
11 | 多言語混在文書の処理法 |
12 | 参考文献 |
13 | 脚注における参考文献からの引用表記 |
14 | タイトルページ独立と文書全体の Cross References 処理 |
15 | 総括と FURIKA 授業アンケート |
2 授業進度表
2-1 前期: ヨーロッパ学 ICT IA
1 | — | スタートアップ授業 [クリックして視聴!]. ヨーロッパ学 ICT 講義テキスト(IA/IB)をダウンロードし,「はじめに」(pp.3–5)を読んでおくこと. キーボード操作(=タッチメソッド)の練習を今から始めておくこと. EURO ICT Emacs & TeX のインストール法(Windows の場合,Mac の場合)ページに「ざっと」目を通しておき,初回対面授業時から行う「EURO ICT Emacs & TeX のインストール作業」に備え「心の準備」をしておくこと. 初回対面授業時に「ノートPC」を必ず持参すること,また,途中で電源が落ちないよう,あらかじめ「PCをフル充電」しておくこと! |
2 | 4/16(火) | EURO ICT Emacs & TeX のインストール法(Windows)の「4-3. 素の Emacs のインストール(Windows)」の 1(emacs-29.3.zip のダウンロード)まで済み. 次回は 4-3. の 3 から続き. Mac の人は EURO ICT Emacs & TeX のインストール法(Mac)の「4-1. Emacs & TeX を快適に使うための Mac そのもののカスタマイズ」の 19. まで「一応済み」. 次回は 4-1. の 20. から続き. |
3 | 4/23(火) | EURO ICT Emacs & TeX のインストール法(Windows)の「4-7. Emacs のフレーム調整」まで済み. そこまで未達の人は「なるべく自宅でそこまで辿りついておく」こと. 次回は EURO ICT Emacs のインストールチェックと EURO ICT TeX のインストール(Windows). Mac の人は EURO ICT Emacs & TeX のインストール法(Mac)の「4-5. Emacs を簡便に呼び出すための Mac のカスタマイズ」まで済み. そこまで未達の人は「なるべく自宅でそこまで辿りついておく」こと. 次回は EURO ICT Emacs のインストールチェックと EURO ICT TeX のインストール(Mac). |
4 | 4/30(火) | EURO ICT Emacs のインストールチェック(10名完了)と「素の TeX のインストール」方法(中断・再開の仕方も含め)説明済み. 次回は引き続き EURO ICT Emacs のインストールチェックと「(拡張分の)EURO ICT TeX のインストール」. 「素の TeX のインストール」は長時間かかるため,できる限り自宅で済ませておくこと. |
5 | 5/7(火) | EURO ICT Emacs のインストールチェック(14名完了)と「EURO ICT TeX 用追加ファイル・プログラム群のインストール」まで. 次回は引き続き EURO ICT Emacs のインストールチェック(最後). TeX のインストールは各自で行い,email 等で永田まで質問すること(前期に TeX そのものは扱わない). |
6 | 5/14(火) | ヨーロッパ学 ICT 課題ファイル置場 から euro_ict_text.pdf, khm53_de_utf8_unix.txt, khm53_fr_utf8_unix.txt, khm53_en_utf8_unix.txt, khm53_ja_utf8_unix.txt を C:\Users\自分のアカウント名\Documents\work\ (Winの場合), /Users/自分のアカウント名/Documents/work/ (Macの場合) にダウンロード. テキスト P.9「第1講演習」までの「説明」済み. [重要]既に「対面授業5回分」という十分な時間を取り,実際「18名」の受講生が「EURO ICT Emacs のインストールを完了」しているので,次回から「Emacs の中身」の授業に入る(= TeX も含めインストール作業の時間は設けない). インストールは「基本的に自助努力」だが,ヘルプの必要な者は「遠慮せず永田までメールにてアポイントメントを取ること!」(=時間の許す範囲内で,互いの空き時間を調整して,プラザ50あたりで作業を行う). |
7 | 5/21(火) | GUI: Graphical User Interface vs. CUI: Character[-based] User Interface/CLI: Command Line [User] Interface. C-x C-f, C-x C-s, M-<, M->, M-g g, C-s の実践. init.el を編集し「C-x C-f 時に Documents/work(本授業で使う作業ディレクトリ)が開くように,Time-stamp した際自分の学籍番号が印字されるように」カスタマイズ. |
8 | 5/28(火) | 「前期課題」の「頭出し」(後ほど正式のもので置き換える). pwd: print working directory, cd: change directory, ls: l[i]s[t], ls *.pdf(拡張子が pdf のファイルだけ表示), ls khm*(ファイル名が khm で始まる任意のファイルだけ表示), emacs --version, tex --version, C-u C-c !(Created: 自動印字), Time-stamp(: を stamp 直後に付すことに注意), C-x C-s(ファイルを上書き保存する度に上書き保存時の Time-stamp が自動的に付される). |
9 | 6/4(火) | C-x RET C-\ で latin-prefix を選択. 「課題」に関する説明(その1). C-x C-f で ~/Documents/work とならない PC そして Time-stamp で C-x C-s した場合自分の学籍番号が反映されない PC を fix. |
10 | 6/11(火) | 「独仏キーバインディング(PDF)」にある「latin-prefix」インプットメソッドでは入力が叶わない「ドイツ語引用符号」や「Nダッシュ」の「ユニコードのコードポイント(16進数)」を使った「直接入力」に関する説明.(スクリーン投影時の解像度トラブルあり!) |
11 | 6/18(火) | latin-prefix インプットメソッド(C-x RET C-\ latin-prefix)で入力できる文字と,そうでない文字(例: ドイツ語引用符,Nダッシュ)の入力(C-x 8 RET 16進数コードポイント). |
12 | 6/25(火) | 「課題」に関する質問受付. |
13 | 7/2(火) | 「課題」に関する質問受付. |
14 | 7/9(火) | 「課題」に関する質問受付. |
15 | 7/16(火) | 「課題」に関する質問受付と提出締切に関する注意喚起. FURIKA. |
pdfTeX TYPESET(Web 上で「欧文 TeX ソースファイル」をコンパイル)
2-2 後期: ヨーロッパ学 ICT IB
upTeX TYPESET(Web 上で「日本語 TeX ソースファイル」をコンパイル)
1 | — | スタートアップ授業 [クリックして視聴!]. ja_very_start.tex と ja_very_start_tate.tex をダウンロードし,それらの中身をよく調べ,upTeX_TYPESET のページでコンパイルしてみよ(PDF ファイルが得られる). ヨーロッパ学 ICT 講義テキスト(IA/IB) の「第13講 pp.47–49」に目を通しておくとさらに良い. |
2 | 9/17(火) | ict1b_final.tex 20060903_mendelssohn-haus_todesmaske.jpg 01_sectioning.tex work ディレクトリ内に 1a ディレクトリを作り,この中に「前期」関連のファイル群を移動. work の中に上記 3 つのファイルをダウンロードして格納. WYSIWYG vs. WYMIWYG, マークアップ言語(TeX や HTML など), TeX における「日本語」文書処理は uplatex と dvipdfmx, TAB キーで auto completion, 上矢印キーで history 機能, ソースファイルを「コンパイル」してアウトプットファイルの PDF を得る,といった説明済み. TeX をインストール済みの者はターミナルで uplatex ict1b_final(拡張子をつけない,複数回処理する)dvipdfmx ict1b_final と打ち込み ict1b_final.pdf を得る体験. 未インストールの者は「自宅等」でインストール作業を行うこと. 自助努力が原則だが,困ったことがあれば永田までメールで連絡すること. TeX 環境がない場合「完全なソースファイルを作成する(=バグがあってはならない)」という前提で upTeX TYPESET(Web 上で「日本語 TeX ソースファイル」をコンパイル)でも作業できることの紹介. |
3 | 9/24(火) | first.tex first.tex ソースファイル作成,最低限のプリアンブル(\documentclass{jsarticle})と本文領域(\begin{document}...\end{document})作成,「段落」は「間に空白行」を置くことで示す,ターミナル(Windows では PowerShell)から以下のコマンドを打ち込みソースファイルを「コンパイル」すると PDF(出力ファイル)が自動生成される uplatex first(場合によっては history 履歴(↑)を使って複数回) dvipdfmx first により first.pdf が自動生成される。なお,first を全部打ち込まずとも auto-complete が使える(TAB) 宿題: 01_sectioning.tex をそのまま保ち,かつ,そこから 01_sect.tex をコピーして作成し,「テキスト本文」をしかるべき場所に入力し,上書き保存し,01_sect.tex をコンパイルし,01_sect.pdf を生成させてみよ. |
4 | 10/1(火) | 今日学んだことを使って作った 01_sect.tex. 宿題: 01_sect.tex が存在するディレクトリで PowerShell を開き,01_sect.tex を uplatex(複数回実行)と dvipdfmx を使って処理し,01_sect.pdf を生成させ,中身を確認せよ. |
5 | 10/8(火) | 教員の忌引により休講. 宿題: 01_sect.tex が存在するディレクトリで PowerShell を開き,01_sect.tex を uplatex(複数回実行)と dvipdfmx を使って処理し,01_sect.pdf を生成させ,中身を確認せよ. |
6 | 10/15(火) | 01_sect.tex を 02_itemize.tex へコピーし,「箇条書き」(「番号なし」,「番号付き」,「入れ子(番号なし/付きの混成も可能)」)の節を追加編集. 宿題: 02_itemize.tex が存在するディレクトリで PowerShell を開き,02_itemize.tex を uplatex(複数回実行)と dvipdfmx を使って処理し,02_itemize.pdf を生成させ,中身を確認せよ. |
7 | 10/22(火) | quote/quotation 環境「テスト」用テキスト: 六つのとき,原始林のことを書いた「ほんとうにあった話」という,本の中で,すばらしい絵を見たことがあります。それは,一ぴきのけものを,のみこもうとしている,ウワバミの絵でした。これが,その絵のうつしです。 その本には,「ウワバミというものは,そのえじきをかまずに,まるごと,ペロリとのみこむ。すると,もう動けなくなって,半年のはいだ,ねむっているが,そのあいだに,のみこんだけものが,腹のなかでこなれるのである」と書いてありました。 サン=テグジュペリ/内藤濯訳『星の王子さま』,岩波少年文庫,1988年.p.7. 「引用」(「短め」,「長め(単/複段落の場合)」)と「出典」の記し方(原始的方法)と「脚注」の使い方の説明済み. 宿題: 03_quote.tex が存在するディレクトリで PowerShell を開き,03_quote.tex を uplatex(複数回実行)と dvipdfmx を使って処理し,03_quote.pdf を生成させ,中身を確認せよ. |
8 | 10/29(火) | 「フロート」概念の説明,「表」はフロートの table 環境の中で処理する,「表の実体」は tabular(table の中に「入れ子」する)環境で作る,ただし複雑な表には tabularx や longtable を使う(授業で扱わない),表の「キャプション」は「上」!(「図」のキャプションは「下」),lcr (left/center/right), \hline (horizontal line), \\ (強制改行),「相互参照(Cross References)」,\label, \ref, \pageref の使い方,の説明済み. 宿題: 04_table.tex が存在するディレクトリで PowerShell を開き,04_table.tex を uplatex(複数回実行)と dvipdfmx を使って処理し,04_table.pdf を生成させ,ソース(=インプット)と PDF ファイルの中身(=アウトプット)をよーく比較確認せよ. |
8' | 11/9(土) | 10/8(火)の補講. 2限,A613教室. 質問受付(何でも). |
9 | 11/12(火) | 「図」のフロート処理の仕方. 図のキャプションは「下」. textwidth, textheight の概念とオプション部での width=0.8\textwidth といったパラメータの与え方. fu_approach.jpg 05_figure.tex |
10 | 11/19(火) | 「欧文」引用(quote や quotation 環境を用いる長めの引用),引用環境内で selectlanguage により言語指定,narrowbaselines により「行送り量」を欧文用に最適化,euquote で多言語対応「引用符合」処理,babel のオプション部に german(旧正書法)追加(=『グリム童話集』の「白雪姫」テキストは「旧正書法」で書かれているため). euro_citation.txt 06_citation.tex fu_approach.jpg |
11 | 11/26(火) | |
12 | 12/3(火) | |
13 | 12/10(火) | |
14 | 12/17(火) | |
15 | 12/24(火) |